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読書はしたいけど時間がない。そんな人におすすめの手抜き読書法

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時間がない人こそ、読書すべきです。
読書はした方がいい。わかってるけど時間がない。
忙しくて、ゆっくり本を読んでいる時間が取れない。そう思っている人はとても多いことでしょう。
そもそも、忙しいと思っている人は、「読書」をするための時間を確保しようなんて、本気で思ってはいないはずです。

私自身、これまでのサラリーマン生活で、意識して「読書」のための時間を作ろうなんてしてきませんでした。
自宅の本棚には、お気に入りの本に混ざって、いつ買ったのかも忘れてしまった未読の本が並んでいます。
『時間があるときに読もう』と思っていたことも忘れて、すっかり興味が薄れてしまいました。
これらの未読の本を読むためには、覚悟を決めて手にしないと読める気がしません。

それにしても、これまで忙しいし、疲れているからと、読書の習慣を持てずにいましたが、時間がないと思っている人こそ読書するべきなのではないかと感じます。
なぜかというと、本を読むことで、時短となっていることが多くあるからです。
アドラー心理学的に言えば、本心では読書をしたくないから、忙しく思うライフスタイルを自分で作っているということになるのでしょうね。
時間を巻き戻すことができるなら、過去の私に「毎日、忙しいと思うのは、読書してインプットしていないからだよ」と教えてあげたい気分です。
ただし、他人から「本を読め、読書をしろ」と言われたところで、それに従って読書をするとは限らないから、結局、読書の必要性に自分で気付くしかないのかもしれませんが。

さて、時間がない人が、なぜ読書した方がいいのか、その理由をご紹介していきたいと思います。そして、最後に、どうやって読書すればいいのか、私から提案させていただきます。

読書をした方がいい理由

読書することには多くのメリットがありますが、忙しいからこそ読書した方がいい理由は、次のようなものです。

読書はアイデアの宝庫である

どのようなジャンルの本も、自分には思いもつかなかったような事が書かれています。
SF小説でも推理小説でも、新しい着眼点やわくわくできるものを見つけることができます。
また、時間術や仕事術、読書術など、実践的なものや、マインドセットなどの本も、日常生活の中で役立つ知識や著者の経験を知ることができます。
あなたの仕事に役立つ情報も、本から得られることだってあるかもしれません。
本には、様々なアイデアが埋もれていて、宝箱と同じようなものなのです。

読書は自分の時間を守る術を教えてくれる

「時間がない」と時間に追われる働き方をしているのは、本当に時間がないわけではないはずです。時間を無駄にしている事に気付いていないだけです。
例えば、残業で帰りが遅いというのは、しなくてもいい残業をしているのではないか。自分でやらなくてもいいことを請け負っているのではないか。
会社の同僚から業務への協力を頼まれたとして、その業務へ協力することは、自分の時間を有効に使うことにつながっているのか、ということを考えて、時には「断る勇気を持つ」ということが必要なのです

神・時間力(著者:星渉、出版:飛鳥新社)」を読むと、自分の持つ時間を目的に向かって使えているかを考えるきっかけを与えてくれます。
また、「嫌われる勇気(著者:岸見 一郎、古賀 史健、出版:ダイヤモンド社)」では、アドラー心理学について学ぶとともに、対人関係の悩みについて、自分のライフスタイルを変えることで悩みでなくなることに気付かせてくれるのです。

読書は防災訓練のようなものである

人の悩みは全て対人関係の悩みである。これはアドラー心理学に関連する本の中で多く出てくる言葉です。

社会生活において、対人関係をなくすことができない以上、そこには自分が望まない関係も生じるし、ストレスも生じます。
なお、社会生活におけるストレスの中には、成長するために必要なストレスもあるので、ストレス自体をゼロにすることはできません。
そのストレスとどのように向き合うのか。
読書をすることで、そのような人生のストレスへの向き合い方を予行練習することができるとも考えられるのです。
仕事の悩み、健康の悩み、収入など経済的な悩み、家族や周囲の人とのコミュニケーションの悩みなど、生きていれば、様々な悩みを抱えます。
対応策をあらかじめ数多く知っておくことで、それらの悩みが、深刻な悩みになる前に対処できる可能性が大きくなるのです。

忙しい時の手抜きな読書法

もっと気楽に読書を楽しむ事が出来ないかな?と考えてみました。
手抜きの読書法とでもいいますか、隅々まで読むのではなく、部分的に読む方法を提案します。

その方法とは、次のような方法です。

  1. 自分の読書スピードを知りましょう。
  2. 読む本の目次の中から、一番興味のある場所を見つけましょう
  3. 一番興味のある場所の文字数を調べましょう
  4. 自分の読書スピードで一番興味のある場所を読むのに必要な時間を知りましょう
  5. 必要な時間を確保して、読みましょう

読書スピードは、平均で1分間に400〜600文字と言われています。
単行本1冊の文字数は80,000〜120,000文字と言われているので、1冊読み終わるのにかかる時間は、約2.2〜5時間となります。
忙しい人にとって、読書する時間を1時間確保することは、ハードルが高いものです。

そこで、本の中の一番興味のある場所に絞って、そこだけ読むのです。
仮に一番気になった章の文字数が3,000文字程度だったとしたら、約6〜8分ほどで読むことができます。
どんなに忙しい人でも、10分程度の休憩時間はあるでしょう。その時間にちょっと読むということもできるのです。
インプットした知識を活用できる知識に変えるには、また別の方法を取る必要もありますが、まずは、文章を読むということに慣れる事と、インプットの習慣をつけるという上では、この読書法は、かなり有効なものだと思います。

本を常に持ち歩くことはなくても、スマホは常に手元に有るでしょ?
手元に本を持ち歩かなくても、電子書籍というツールを使えば、ちょっとした時間に本を読むことは、簡単にできます。

毎日、忙しくて本を読む時間なんてない?そんなことはありませんよ。好きな本を探して、手抜きな読書法を試して、そして読書を好きになってもらえたら嬉しいです。
みんな、本を読もうね。それでは、また。

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