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サラリーマンが働く「人間関係」について考えてみた

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サラリーマンの働き方「人間関係編」

さて、サラリーマンの1番の悩み事といえば、これしかないでしょう。そう、人間関係です。
もっとも、人の悩みは全て人間関係の悩みであると心理学者のアルフレッド・アドラーが唱えている通り、サラリーマンではない人であっても1番の悩み事は人間関係なのでしょうが。

ここでもまた、俺が経験してきた人間関係の悩みと、どう向き合ってきたかを書いてみたいと思う。参考にならないかもしれないけど、そこは大目に見て、自分の周りとの人間関係を考えてみて欲しい。では。

同じ釜の飯を食う仲間

俺の社会人としての生活は、寮生活から始まった。同期入社は約120人余り。敷地内の寮で生活するのは、先輩も含めて500人は超えてたかな?会社組織としては4万人以上だったから、その中のほんの一部な訳だけど、同じグループに属するメンバーは、守るべき仲間だって教えこまれた。同期の櫻とかよく歌わされてたなぁ。

これだけ人が集まれば、当然のように気が合わない奴もいて、しばしば問題が起こる。
ある時、ちょっとした小競り合いが起こった。原因は覚えていないけど、少人数のグループがいくつもできつつあり、それぞれが悪口陰口をたたきあっていた。おそらく、その状況を問題に思った指導係の先輩が上司へ報告、上司も対処が必要と判断したんだと思う。
その上司は、部下である俺たち32名全員を集め、1番嫌いな奴の名前と、その理由を書いて提出させた。そして、それを全員に発表した。

想像できるかな?学校の教室に集められた生徒が、クラスで一番嫌いな奴の名前をメモに書き、学校の先生が全員の前で発表する。そんな風景。
俺もこいつは苦手なんだよなぁって思ってた奴の名前を書いて出したんだけど、相手も俺のことが1番嫌いだって書いてたのを知って驚いた。理由は最初に会った第一印象からだったと。

それで、上司はなぜこんな事を書かせたのかだけど、キッカケはグループの一体感がなかったからじゃないかと思う。『なんか嫌いなんだよな』ってモヤモヤしてた時よりも、誰の事が嫌いで誰から嫌われているかって分かってからの方が、割り切った対応をお互いにできてたように思うから。仲間っていうのは、仲良しっていうことではない。そう思わせるための事だったんだろうなぁ。

会社の同僚は友達じゃない

食事に誘って食べにいったり、遊びに行ったり、酒を飲みに行ったり、時には一緒に旅行したりする。そんな間柄のひとのことをなんと言う?友達?親友?
時には家族ぐるみで付き合う同僚もいました。一緒の会社で働いていれば、同僚や上司、部下とプライベートな時間を共にする事は数え切れないくらいあるよね。さて、その人達は友達だったかな?
俺の場合だけど、友達以上だと思う同僚もいたことがあったよ。でも、人間関係って、ほんと難しい。

ある時、先輩から、「あんまり信用するなよ。お前が知らないところで、お前の事をあれこれと言いふらしてるから気をつけないと」と言われて耳を疑った事がありました。本人を問いただしてもシラを切られたり、悪びれもせず言い返されたりして、他人を信用するって難しいと感じました。
また、別の会社では、「会社は友達を作りに来るところじゃないんだ!仲良しこよしじゃダメなんだよ!もっとお互いに喧嘩しろ!」とか言われて、同僚は競争相手となりました。この時が1番孤独を感じたような気がするなぁ。

距離感と利害関係

結論から先に言うと、サラリーマンになってからの友達は、長く続いていません。助け合う仲間だったり、競い合うライバルだったりするけど、もしかしたら優越感を得る為の相手として付き合っていたんじゃないかと思う。お互いにね。だから、最初から友達ではなかったのかもしれない。

同じ仕事についているときは、顔を合わせる機会は多いし、部署が変わっても連絡を取り合うことはあるし、帰りに1時間だけ飲んで帰ろうか?って誘い合うことだってあった。だけど、仕事が変わると、共通の話題の大半が無くなる。時間がたつとともに、次第に連絡も減り、一緒に行動することも少なくなり、最終的に連絡を取り合わなくなった。
仕事と関係ないところで繋がれる相手。例えば共通の趣味で繋がれる相手となら、長く友人関係を持てるのかもしれないね。
だけどやっぱり、会社は友達を作りに来るところじゃない。
趣味の合う会社の同僚でも、会社の外で友人関係でいられるかもしれない。しかし、会社の同僚は、仲間でありライバルであり、時には敵にもなる。心を許せる親友にはなれないと思っていいんじゃないかな。

そんなことないよ!っていう人も絶対いると思う。だけど、相手がどう思っているかなんてわからないんだから、友人面して相手の課題に立ち入り過ぎないようにしてあげてね。人間関係の難しさって、この距離感なんだと、つくづく思う。誰に対してもね。
だから、会社の同僚とは、いつかは縁が切れる相手と割り切って、必要以上に親しくなろうとしなくていいや!そう思ったら、気持ちが楽になったよ。

これ、参考にしてもらえるかな?
それでは、また。

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