ブログを始めたら、アフィリエイトはやるべきでしょうか?
ブログを書いていない人でも、「ブログの収益化」という言葉から連想するのは、アフィリエイト収入の事でしょう。
それと同時に、画面に映し出される写真付きの広告(バナー広告)が頭に浮かんで来るのではないですか?
私は、自分のブログの収益化のために、公開する全ての記事には、アフィリエイト広告を、なにかしら掲載しないともったいない。と思っていました。
読者がバナー広告を見て、買い物をしてくれると思っていたのです。しかし、これが間違いだということを最近知りました。
「ブログで稼ぎたければアフィリエイトをやめなさい(著者:アポロ)」という本に出会えて、自分の勘違いや思い込みに気が付くことができました。
読者の目線で考えたらわかる事なのに、私が書く記事は、『稼ぎたい』という欲にまみれていたようです。
それでは、アフィリエイト広告を掲載してはいけないのか?というと、そういうことではないと思います。
本に書かれていたのは、ブログは「収益媒体」ではなく「集客媒体」であるということ。
つまり、ブログサイトはショッピングサイトではなく、情報や知識を提供するサイトであるということです。
この本に出会ってから、私なりにアフィリエイト広告の掲載の仕方について、考え直してみました。
ここで、私が考えたアフィリエイト広告掲載時の工夫についてご紹介したいと思います。
どのような掲載の仕方が良いか、あなたも一緒に考えてみましょう。
アフィリエイトとは
アフィリエイトについて、良く知らないという人のために説明しておきます。
一言でいうと、商品やサービスなどの広告をブログ記事内に掲載しておき、その広告から読者が商品やサービスを購入・申し込みすることで、報酬が発生するものです。
報酬が確定するタイミングによって種類が異なりますが、詳しくは、A8.netやもしもアフィリエイトなどのASPのページやいろいろなブロガーさんのページを参照してみてください。
アフィリエイト広告の種類
ブログに掲載されている広告として、すぐに頭に思い浮かべるのは、四角い枠に囲まれた画像や動画の広告です。
【バナー広告】として掲載されているものが多く、一目で広告であることがわかります。
これに対して【テキスト広告】というものがあります。
これは、本文中の文章や単語などのテキストに、リンク先が用意されているものです。
例えば、「副業を探すならクラウドソーシングサービスの〇〇を見てみましょう」という文章の〇〇の部分に、特定のサービス名が入っていて、リンク先が用意されていているものなどがそうです。
ただし、全ての外部リンクがアフィリエイト広告というわけではないので、リンク先が設定されているからといって、全ての外部リンクが広告というわけではありません。広告なのかを見分けることは困難です。
アフィリエイト広告を掲載するときの勘違いを失くそう
私の勘違い:バナー広告はテキスト広告よりもわかりやすい
バナー広告はテキスト広告と比べて、目立ちます。
その商品やサービスのアピールポイントが小さなスペースの中に入っていて、興味を惹かれることもあります。
しかし、読者は、この広告を見るためにサイトを訪れているわけではありません。
どちらかというと、そういった広告を見たくないという読者も多いのです。
私自身もいろんな人の記事を読んでいて、バナー広告が多い記事は読みにくいと感じていました。
同じことをしてしまっていたのですね。バナー広告の掲載はほどほどにしましょう。
アフィリエイト広告掲載時の工夫
レビュー記事には、画像やアピールポイントがわかりやすいバナー広告は有効だと思います。
一方で、普段の情報発信に対しては、テキスト広告で広告の主張を控えた方がいいでしょう。
しかし、いずれも読者の目的が「買い物ではない」という点は注意しましょう。
最後に、アフィリエイト広告の掲載は「さりげなく!」
アフィリエイトで稼いでいる人たちはどんなふうに掲載しているのでしょうか?
有名なマナブさんやヒトデさんのブログ、他の方々のブログを見てみました。
そこで気がついたことは、【バナー広告はほとんど見ない】という事。
一見すると、アフィリエイト広告が、どこに存在するのかすらわからないようなさりげなさなのです。
そう!さりげなく掲載する。
これが私が辿り着いた結論です。
「稼ぎたい」という願望を抑えて、読者に対しての情報発信に徹すること。
その中で外部リンクを設置して説明を補足するものがあるとき、それがアフィリエイトに繋がるならそうする。
その程度にとどめて「さりげなく」広告するというのが、今の私のレベルにあったアフィリエイトの取り組み方なのだと思います。
あなたも、自分のブログにアフィリエイト広告を掲載するときには、私と同じ勘違いをしないでくださいね。それでは、また。