突然ですが、質問します。
質問① 自分の事は好き?
質問② 自分で自分の好きなところはどこ?
この問いに、あなたならどう答える?
もちろん、自分のことは大好きだと答えるよね?好きなところの一つや二つは直ぐに答えられるでしょう?
それでは逆に、
質問③ 自分にダメ出しするとしたらどこ?
質問④ 自分のいやな部分や劣っていると思っているところはどこ?
と聞かれたら?
あら?びっくり!
好きなとこよりもスラスラと出てくるんじゃない?それも具体的に多くの失敗や苦い経験なんかと一緒に、あれもこれもと思いつくかも。
さて、それじゃあ自分の好きなところと嫌いなところを並べてみよう。
で、どう?そんな自分、本当に好き?
どんなにダメな自分でも好きだ!って言い切るのって、結構難しいと感じるのは、俺だけかな?
そもそも自己肯定感って何?
自分の良いところも悪いところも、全部をありのまま受け入れるってことかな?そんな理解であっているかな?
『自己肯定感』って言葉、普段なんとなく使ってたように思う。
それで、「鋼の自己肯定感 最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣から開発された“二度と下がらない”方法(著者:宮崎直子、かんき出版)」を読んでみました。
俺なりの解釈になるけど、『自己肯定感』について書いてみたいと思うので、一緒に考えてみてね。
自己肯定感とは?
自己肯定感が高いとか低いとかって言うよね。
高いのと低いのと、それぞれの状態を考えてみた。
- 自己肯定感が高い状態
やった事がない新しい仕事に挑戦して失敗。今回は失敗したけど、次は成功するように頑張ろう!どこをどうすれば良かったのか分析する。 - 自己肯定感が低い状態
やった事がない新しい仕事に挑戦して失敗。やった事がないんだから、出来なくて当然でしょ!俺は悪くないよね?
どちらも、成功できなかった事実を受け入れてるけど、高い方は成功するまで頑張りそう。一方、低い方は挑戦する事から逃げるだろうね。
つまり、自己肯定感を高く持てば、モチベーションも高く維持できるんじゃないだろうか。
自己肯定感を下げる要因
仕事に失敗すれば、時には損失を出したりもする。当然、会社の上司や先輩から怒られる。お客さんや取引相手から非難されるかも?
『やっちまったなぁ』
で済ます事はできないし、反省はすべきです。
そして、やらかしてしまった自分の事を
『なんでうまく出来ないかなぁ・・・』
と責めてしまう。他人から責められ、自分も自分自身を責める。
なんという事でしょう。味方がいなくなってる。自己肯定感を下げる原因は、周囲の人にあるんじゃなくて、自分自身を責める自分にあるんじゃない?
自己肯定感を高く保つ方法
本の中に、車のガラスが割られて、中に置いてあった子供のリュックサックが盗まれた話が出てきます。この時、誰を悪人として恨むか。盗んだ犯人?車内の見えるところにリュックサックを置いていた娘?それを見逃した自分?荷物を積んだまま外食に寄った自分?外食に出掛ける予定のところに荷物を渡した夫?
対象となり得る人は何人かいたけど、著者であるご本人は、誰のことも恨まないと決め、犯人の事さえ、この窃盗によって少しでも幸せになって、他の被害者が減る事を願うと決めたとあります。
行為を憎んで人を憎まず。
自分自身も含めて、人を否定することを辞めるって事なんだと思う。誰のことも否定しない人生って憧れるよね。
最後に
自分自身の嫌いなところやダメなところ書き出してみると、
『これ、誰と比べてるの?』
って、自分でツッコミたくなる事ばかりだった。誰とも比べなければ、このままでも平気じゃんってなることばっかり。
結局のところ、ありのままの自分を受け入れるっていうのは、誰とも比較しないって事と通じていると思う。
誰とも比べず、誰のことも否定しなければ、自己肯定感の低さは感じなくなるんじゃなかろうか?たぶんそうだよ。そうに違いない!
あなたはどう思う?
それでは、また。



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