今年、令和6年度の賃貸不動産経営管理士の資格試験日は、11月17日(日)です。
私は、9月13日に受験申込手続きを完了し、受験します。
20年以上の経験がありますが、この資格を取得することで、より専門的な知識を身につけ、実務に役立てたいと考えています。同じように資格取得を目指している方や、これから賃貸管理のスキルを高めたいと考えている方に向けて、今回は『賃貸不動産経営管理士』がどのように役立つのか、そして資格取得までのプロセスについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
賃貸不動産経営管理士とは
賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律(以下、法律)において、賃貸住宅管理業務を行ううえで設置が義務付けられている「業務管理者」の要件とされた国家資格です。賃貸住宅管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家としてその能力を発揮し、賃貸不動産の管理を適切に行うことを通じて、賃貸不動産所有者の資産の有効活用、不動産に居住し利用する賃借人等の安全・安心を確保するといった非常に重要な役割を担っています。
令和3年6月15日施行の「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」により、管理戸数200戸以上の管理会社は国への登録が必須となりました。登録にあたり、業務管理者の配置が義務付けられています。
賃貸不動産経営管理士資格は今、この業務管理者の要件となっているのです。
資格を取得するメリット
資格を取得する事で得られるメリットとして、次のようなものが挙げられると思います。
- キャリアアップ
- トラブル対応力の向上
- 信頼性の向上
専門知識を身に着けられることはもちろん、法的知識についても学び、トラブルやクレーム対応、修繕や原状回復の問題など、賃貸経営におけるリスクを最小限に抑えることが期待されます。契約者や入居者、賃貸オーナーからの信頼性も高まり、取引きの円滑さや顧客満足度にも寄与します。
資格取得まで・試験概要
試験は、1年に1回実施されます。令和6年度は11月17日(日)に実施されます。
試験の申込期限は、9月26日(木)。
四肢択一、50問の出題で、日本国内に居住する人なら、年齢、性別、学歴等に制約なく、だれでも受験できます。
出題範囲は、賃貸管理会社であれば普段実務で取り扱っている内容ばかりです。
管理受託契約、賃貸住宅の維持保全に関する事、家賃・敷金・共益費その他の金銭の管理に関する事、賃貸借に関することなど。
そして、合格発表は、12月26日(木)。
賃貸不動産経営管理士として登録するには、試験合格と2年以上の実務経験(または実務経験2年とみなす講習を修了した者等)が必要です。
まとめ
不動産業の事務所には、宅地建物取引士が必要です。同様に賃貸管理を行う事務所にも業務管理者が必要!
賃貸不動産経営管理士は、身に着けた専門的な知識で不動産管理業を行う、スペシャリストといえるでしょう。
ここまで書いておいて、試験に合格できなかったという報告をしたくはないので、試験までの約2か月間、試験勉強に励みたいと思います。
まだ、申し込み期限までも時間があります。ご興味のある方は、詳細な試験概要等をこちらからご覧ください。
では、今年試験を受ける皆様、一緒に頑張りましょう!
では、また。
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