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アウトプット記憶術を実践することで叶えたい10年後の私の姿

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今から10年前の自分。43歳の頃の私は、今の私を目標にしていたのだろうか。
この10年間を、今の私になるために過ごしてきたのだろうか。
答えは『否』です。もっと違う自分を想像していたはずなのです。

では、これから10年後の自分を想像してみましょう。
年齢63歳の自分は、どんな生活をしているだろうか?健康だろうか?認知症になっていないだろうか?仕事は出来ているだろうか?収入や貯蓄はどうなっているだろうか?家族は健康だろうか?自分は社会に貢献できているだろうか?
考えても仕方がないことまで浮かんできてしまいますが、「10年後にはこうなっていたい!」という自分のビジョンを持って行動していきたい。
なぜなら、過去の10年間を変えることができないように、この先の10年間も貴重な時間だからです。

ところで、10年間という時間を増やす方法があることをご存じでしょうか?
最近読んだ時間術に関する本「神・時間力(著者:星渉、飛鳥新社)」の中に、「人生の公式:得られる結果(ゴール)=投資した時間×行動レベル(生産性の高さ)」というものがありました。
得られる結果(ゴール)までの時間は、投資した時間と行動レベル(生産性の高さ)によって短くなるというものです。
1日の時間は24時間。サラリーマンをしながら生活に必要な時間を除くと、投資できる時間には限りがあるため、行動レベル(生産性の高さ)をいかに上げるかが重要となります。

それでは、この行動レベル(生産性の高さ)とは何でしょうか?
例えば、資格試験に挑戦しようとする人が、学習に充てられる時間を1日1時間(投資する時間)だったとします。
同じ1時間でより多くの知識を習得できれば、試験に合格する可能性がグッと高くなります。

つまり、同じ時間でより成果を上げる行動が、行動レベル(生産性の高さ)が高いとわかります。
同じ時間でより多くの知識を習得(インプット)するために必要なことは、記憶術で解決できると思いませんか?
そう考えた私が出会った本が、「記憶脳(著者:樺沢紫苑、サンマーク出版)」です。

この本を読んで、私が学んだ事を、ここに書いて、そして実践してみたいと思います。

記憶力は年齢に関係なく鍛えられる

人の脳は記憶を忘れるようにできています。忘却曲線というものがあり、大切な事や感情が動いたことなどを除いて、多くの記憶は、定着することなく忘れられていきます。
逆に大切なことだと脳に認識させることで、記憶に残りやすくできます。

大切なことと認識するためには、その記憶にアクセスする回数が多いこと。
例えば、私は人の名前を覚えるのが苦手です。初対面の人と名刺交換をしても、暫く会わないとその人の名前が出てこなくなったりします。
しかし、その人と名刺交換したことを、メモを取ったり、他人に話したりと、繰り返してアウトプットすることで思い出しやすくなります。
英単語を覚えるために単語帳を作って、何度も口ずさんだことはあるでしょう。それに加えて、身近な人と話した記憶を付け足して記憶していく感覚です。
何かに関連付けながら記憶すると、思い出すときのきっかけが増えて、思い出しやすくなります。こうして記憶力を鍛えることもできるというのです。
やってみると、頑張って覚えようと構えなくても、意外と思い出せるようになりました。

アウトプット前提でインプットするようにする

知識をインプットして、学んだことを活用するためには、行動する必要があります。

例えば、知識習得セミナーや企業研修に参加した時のことを思い浮かべてみてください。
講師が話す内容は、とても参考となり、すぐに実践できるノウハウまで紹介してくれます。
では、その後の行動はというと?何も変わらない日常に戻っていたりしませんか?
また、脳は忘れるようにできているため、数日経つと、セミナーや研修で講師が話したことの大半を思い出せなくなってしまいます。行動に移せたことだけが、強く記憶に残っている。というのは、誰もがそう感じることでしょう。

ならば、最初からアウトプットすることを前提にすれば、記憶に残りやすくなります。
学んだことを、翌日には上司に報告しよう。とか、翌週の朝礼で同僚に紹介しよう。とか。後日、誰かに対してアウトプットすることを前提とするだけで、記憶に留めようとする力が働きます。
これを、本の中でAZ(アウトプット前提)記憶術と呼んでいます。本当にそのようにアウトプットするかどうかは別として、自分自身にそのようにプレッシャーをかけることで、インプット力を高める方法があるということです。

これは、学びだけではなく、普段のランチや、娯楽としてみる映画、ドラマなど、いろいろなところで鍛えることができます。
私は本を読むときにAZ記憶術を活用することで、知識の習得をスピードアップできるはずだと考えています。
是非、実践していきたいですね。

学びにかかる時間が短くなれば、次の学びへと加速することができる

学んだことは、実践してこそ意味があります。行動しなければ、結果は何も生まれません。
私は、これまでの10年間を振り返って、行動が圧倒的に足りなかった結果が、今なのだと受け止めています。
しかし、原因を振り返っても、何の進展もしません。課題は未来にしかないのです。

アドラー心理学に目的論というものがあります。
今の現状は、私の目的によるものだということです。
目的を変え、マインドセットを変えれば、未来も変わります。
これからの10年は、人生の目的を達成するために、投資していきたいと考えています。
そのために、老化に抗い、学びを加速させていきたいと思います。

まとめ:これからもアウトプットを続けようと思う

人は、自分に合ったライフステージにいると言います。

例えば、「周りの5人の平均年収が将来の自分の年収になる」という話しを聞いたことがあるでしょうか。
金銭感覚や価値観が全く異なる人と行動を共にしているという人は少ないのです。
相手の周りの5人の中の1人である私が、より高いライフステージを求めることは、相手のライフステージにも良い影響を与えることになります。年齢とともに落ちるのは、体力と体重だけにしたいところです。

そして、10年後の私には、今より自由な時間を学びのための行動に使い続けていて欲しいと思います。
これからも、自身を高める努力と能力(脳力)を鍛えるために、アウトプット7割を続けていきたいと思います。
それでは、また。

参考図書:「神・時間力(著者:星渉、飛鳥新社)
     「記憶脳(著者:樺沢紫苑、サンマーク出版)

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