7月中旬の夜の事。エアコンから「パン」という音がした。次の瞬間、冷風が止まった。
その後、電源を入れ直してもコンセントを抜き差ししても、動くことは動くけれど、冷風は出てこない。そして、5分も経たないうちに停止。完全に故障してしまったようだ。
もっとも、20年以上使用してきたエアコンなので、これまで故障しなかったのが奇跡なんだけど。
さぁ、冷房が使えなくなって1時間もすると、部屋の中は温い空気に満ちていく。堪らず窓を全開にしてみたものの、深夜2時過ぎの外は無風状態。扇風機を強風で回してみても、じっとりと汗ばんでいくのがわかる。
翌日は出勤しなければならない。早く寝なきゃ。ベッドの上で何度も寝返りをうち、結局、この日は朝まで熟睡できなかった。
そして翌朝、気持ち悪さを我慢しながら、汗で濡れたベッドから起き上がり、シャワーを浴びてから出勤。
夏本番を迎えたばかりのタイミングで、エアコンが故障。古すぎて修理は困難なはず。だから、急いで買い換えないと!というわけで、休日の朝一番で近くの家電量販店へと向かいました。
自動ドアをくぐり、店内に入ってすぐに大きな張り紙が目に留まりました。
「エアコン取り付け工事、最短【7月30日】」
思わず「えっ」と声が出そうになりました。
この日は7月20日。最短でも10日間はエアコンの取り付けに来てもらえない。その場で力が抜けそうになりました。とはいえ、買わないわけにはいかない。エアコンコーナーに移動し、壁一面に掛けられたエアコンとその値札を順に見て歩きました。
寝室は6帖なので、6~8帖用のエアコンを安い順にチェック。価格は5万円台から30万円くらいまでと幅広い。
”お掃除機能付き”とか”省エネ性能”とかの違いなんだと思うのだけど、高い機種は、ちょっと手が出ません。という訳で、10万円以下の機種の中から選ぶことに。
店員さん:「寝室でお使いなら、お掃除機能付きがお勧めですよ。布団や衣類から出るほこりがフィルターに付きやすいので、皆さん、お掃除機能付きを選んでいただいていますよ」
よく見ると、10万円未満でお掃除機能が付いていない機種は2台だけ。これは、私の偏見ですが、お掃除機能付きのエアコンって、壊れやすい(壊しやすい)っていう印象があるんですよね。なので、
私:「いいえ。自分で掃除したいから、お掃除機能はなくていいです。この2台のどちらかにします」
店員さん:「そうですか。承知しました」
少し残念そうに見えたのは、気のせいだったのでしょうか。
店員さん:「それでしたら、こちらの方がいいかもしれませんね。国内メーカー製ですし」
私:「そうですね。あっちの機種のメーカーは聞いたことがないし、こっちにします」
店員さん:「ありがとうございます。それでは、工事日なんかを確認してきますね」
購入する機種が決まりました。で、肝心の取り付け工事日は、
店員さん:「今ですと、最短で8月2日以降になりますが、お客様のご都合は・・・」
2週間後の休日を指定し、これにより『エアコンがない生活2週間』が決定しました。
ところで、エアコンの交換に必要なお金は、エアコン本体以外にも次のような費用がかかります。
- 壊れたエアコンの取り外し費用
- リサイクル料
- 取り付け工事費用
- 2階部分の工事手数料
- エアコンの延長保証費用
さて、後は代金をお支払いして帰るだけ。
店員さんから渡された請求金額を見てみたら、諸々込みで本体価格に約8万円が上乗せされていました。
えっ⁉こんなにかかるの?
驚きはしたものの、必要なものは仕方がない。お会計を済ませてお店を出ました。
それにしても、エアコンを1台交換するのって、結構な出費ですよね。今回、私が交換したのは、6帖の寝室用で、それもお掃除機能がない、安いものを選んだわけですが、それでも15万円近くを出費しました。
これがリビング用の14帖以上でお掃除機能付きの機種となると、機種代金だけでも20万円前後からのようでしたから、工事費なんかも合わせると、30万円前後の費用が必要になってくることになります。
ちょっと気軽に買い替えをするっていう金額じゃないなぁって、そう感じる人も多いのではないでしょうか。
それでも、真夏にエアコンなしで過ごす2週間を考えると、「壊れる前に買い替えておけばよかった」と心から思いました。 それに、2027年から新しい省エネ基準が始まるため、今後はエアコン本体価格が上がる可能性があると言われています。いわゆる「エアコン2027年問題」です。
※27年4月からエアコンの新たな省エネ基準がスタート!エアコンについて知っておくべきポイントは?(経済産業省 資源エネルギー庁の記事参照)
予算があるなら、古いエアコンは故障する前に買い換えておいた方が良さそうですよ。
さて、新しいエアコンを注文したものの、我が家はエアコンがない生活を2週間、乗り切らないといけない。7月20日から8月3日まで。どう考えても暑すぎる。何か手立てを考えないと・・・。
考えられる方法を試してみることにします。
<エアコン以外で涼しさを得る方法>
- 扇風機やサーキュレーターを使用する
- ペットボトルに水を入れて凍らせ、首元などに当てて冷やす
- 濡らしたタオルで体を冷やす
ま、こんなところでしょう。さらに、今年の私には強い味方が。それは、『COCOHIE』という、気化熱現象で冷たい風を送る冷風機です。エアコンのように部屋全体を冷やすことはできませんが、体に直接風を当てると気持ちよく感じます。 これは助かる。
エアコンのように室温や湿度を下げることは出来ないけど、少しでも涼しさを得て、エアコン設置までの2週間を乗り切りたいと思います。本当に効果があった暑さ対策については、今後、実際に試しながら記事にしていこうと思います。
今回痛感したのは、
「壊れてからでは遅い」
ということでした。
それでは、また。


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